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なんとも聞き慣れないこの果実は、日本から15,000km離れたカリブ海に浮かぶ『セントマーティン島』を代表する木の実です。
この島で何代にも渡り、人から人へ、大切に受け継がれてきました。
グアバベリーは、直径約10〜15mmで中心に種を持ち、淡いオレンジ色や赤紫色の果肉の周りを薄く透明な皮で覆われています。見た目はとてもかわいらしく、そして宝石のような美しさ。
セントマーティン島の眩しい太陽と、1年を通して柔らかな雨が降るという気候は、グアバベリーに最適な、たっぷりと水分を含む肥沃な大地を作り出します。その豊な栄養素を十分に吸収しながらじっくりと、グアバベリーは育つのです。まさに、南国特有の自然の恵み。
自由な南国の大地で育つグアバベリーの木は、その姿も少々特殊です。樹高は3~20mと不規則で、その木に咲く花も白やピンクと様々。
カラフルで鮮やかな花々は、やがてオレンジ色や赤紫色の『宝石』へと姿をかえていきます。なぜ2色できるのかは、解明されていませんが、人間でいう男女のような、神秘的な奇跡の果実です。
こうして収穫期を迎えたグアバベリーは、雨季が過ぎる10月から11月の数週間という僅かな期間に、すべて手摘で大切に収穫されます。大人の手で8時間かけても、やっと一籠(約20リットル)採れる程度の重労働。島民のグアバベリーへの愛情は、自然への感謝の念とともに一粒一粒丁寧に、採取されていることに表れています。
そんなグアバベリーが育つ世界でも数少ない島、セントマーティン島は、昔、産業がなく島の男たちは他の島へ出稼ぎに行くため、人口のほとんどが女性でした。島に残る女性たちは10月から11月に水分をたっぷり含んだグアバベリーを収穫し、ラム酒に漬け、それぞれの家庭のレシピでグアバベリーリキュールを作りました。クリスマスには、出稼ぎから帰省した主と家族でグアバベリーを飲む習慣があるため、現地ではクリスマスのハッピードリンクとしての印象が強いです。
このように、古くから島民の歴史とともに歩んできたグアバベリーには島の伝統文化が息づいています。
近年、セントマーティン島は、巨大なクルーズ船が停泊できる港ができ、プリンセスジュリアナ空港の整備からリゾート地へ発展し、カリブ海でも有数のリゾート地となりました。この地を訪れる旅行者にも、島の伝統酒を1年中楽しんでもらうため、『セントマーティングアバベリーカンパニー』が誕生しました。
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